チェスのルールとコマの動かし方
ナイトとポーンの動かし方を解説します。ナイトは将棋の桂馬、ポーンは歩に似ていますが若干異なります。
動画もありますので、是非ご覧ください。
ナイト
ナイトは移動マス数としては3マス進めますが少し特殊な動きをします。
進める場所は8か所あります。
「横に1マス、縦に2マス」進むパターンと「横に2マス、縦に1マス」進むパターンがあります。
将棋の桂馬に似ていますが、桂馬は前進だけですが、ナイトは後進もできます。
ポーン
ポーンは将棋の駒で言うと歩です。
歩と同じように前に1マスだけ進みます。
しかし、この図のように初期配置から動かすときだけは2マス動かすことも可能です。
必ず2マス動かさなくてはならないわけではなく、初期配置からは1マス動かすか、2マス動かすか選択できます。
そして、さらに歩と異なるのが、攻撃できるのは真っ直ぐ正面ではなく、左右斜めに1マス攻撃できる点です。
将棋を指すし人はこの点を勘違いやすいので気をつけて下さい。
8段目まで進んだポーンはクイーン、ルーク、ビショップ、ナイトのどれかに昇格します。
将棋では不成りがありますが、チェスでは不成りはなく、必ずどれかの駒に昇格させます。
これをプロモーションと呼びます。
実践ではほとんどの場合がこの図のようにクイーンに昇格することでしょう。
チェスセットの中にはクイーンが2つはいっているものがあります。
そうでない場合は、ポーンがプロモーション出来る頃にはクイーンが盤上からいなくなっているので、ポーンとそのクイーンを交換します。
まだ盤上にクイーンがある場合は、ルークを逆さまにして代用します。
クイーンもルークも盤上にある場合は1マスに2つポーンを置いてプロモーションしたことを示します。
文章だけでは少々分かりにくいので、動画を作成しました。よろしければ、動画も御覧ください。
次のページでは、アンパッサンというポーンの特殊な動きを説明します。
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