キャスリング

キャスリングとは1手でキングとルークを同時に動かすことができる特殊な動きです。
将棋で言うと囲いに玉が入城することです。
キングの安全性を高め、ルークを中央で使いやすくすることが1手で出来る有効な手段ですが、タイミングを誤ると逆に攻撃の対象になるの気をつけましょう。


キャスリングのためにはいくつか条件があります。
まず、キングとルークをまだ動かしていないこと。
そして、キングとルークの間に自分の駒も相手の駒もないこと。

アンパッサンの時は、アンパッサンが可能な局面ででアンパッサンをするか、しなければ権利を失いましたが、キャスリングは上記の条件を満たしていれば、初めてその局面が生じた時に行わないといけないという条件はありません。


左の図のようにeファイルのキングをgファイルへ
hファイルのルークをfファイルに1手で移動することが出来ます。
このキャスリングをショート・キャスリング。もしくは、キングサイド・キャスリングと呼びます。単にキャスリングというと、このショート・キャスリングを指すことがほとんどです。。


左の図を見て下さい。
c4のビショップがg1に効いているのでキャスリングすることはできません。


また、チェックをかけられているときもキャスリングをすることはできません。


今度はクイーンサイド・キャスリング(ロング・キャスリング)を紹介します。
ロング・キャスリングにもショート・キャスリングと同じように下記の条件があります。
キングとルークをまだ動かしていないこと。
そして、キングとルークの間に自分の駒も相手の駒もないこと。



条件は同じですが、動くマスがことなります。
eファイルのキングをcファイルへ、aファイルのルークをdファイルに1手で移動することが出来ます。


さて、問題です。左の場合、キャスリングをすることはできますか?



わかりましたか?答えは、両方とも可能です。
hファイルのルークがビショップの攻撃にされされていますが、キングの進路には影響はないのでキャスリングは問題なく行えます。
ロング・キャスリングも一見、できなそうに見えますが、bファイルにキングは移動しないので問題なくキャスリング行えます。

次のページでは、キャスリングというキングとルークの特殊な動きを説明します。
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